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2.12018
「静と動」のサイクルを少し意識することは、大きくバランスを崩さないために大事なこと。

小学生の頃、私はお寺の日曜学校に通っていた。
(ちなみに、浄土真宗西本願寺派のお寺)
日曜日にお寺へ行き、そこでは、本堂でお経を読む時間と境内でワッと鬼ごっこなどをして遊ぶ時間とがあった。
その「静」と「動」の時間のバランスはとても大事なことだったと今思う。
私は今でも折にふれ、お経を読んでいる。
小学生の時の名残がそのままあるのだろうとも思うが、あの時に感じていた広い本堂に響き渡る自分たちの声。
それ以外には何もない空間。
あの時間が好きだったし、その後とのギャップも自然と楽しんでいたのだろうと思う。
「静」の時間があるから、「動」をぐっと楽しめる。
そこにもっと力を注げる。
「動」だけを続けていたら、枯渇する。
何ごとも「陰と陽」のバランスが大切だと常に思う。
がーっと動いたら、バランスをとるために「静」の時間を設ける。
「もしかしたら「静」の時間をとったがために、タイミングを逃すこともあるのでは?」
と思う人もいるかもしれないが、私はそうは思わない。
そこで溜めたエネルギーでまたぐっと動けて、もっと良いタイミングをつかむことができると思っている。
一番してはいけないのは、ダラダラと動き続けることではないだろうか。
目的もなく、ただ動く。
何かしら動いていれば、何かひっかかってくるかもと思い、動き続ける人もけっこう多いだろう。
確かにそれもあるかもしれない。
けれどもそれは、行くあてもなく車を走らせていることと同じではないだろうか?
ガソリンだけ使って、あとどれぐらいガソリンが必要かさえわからない。
「でも周囲にいる人がどんどん走っているから私もやらなきゃ」と、妙な焦りで動いている人も少なくない。
周囲の人は周囲の人、自分は自分。
比較すべきは常に、少し前の自分と自分の状況だ。
わけがわからなくなったら、ちょっとパーキングエリアに車を停めて、車を休ませ、ガソリンの消費をストップしてみよう。
静かに状況を分析。
残りのガソリンを把握して、効率よく走ることを考える。
「静」と「動」は2つでひとつなのかもしれない。
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