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3.32021
ひなまつりがくるたびに思い出す祖母との会話~亡き祖母の誕生日と命日に寄せて~
今日、ひなまつりの日。
それは、母方の祖母の誕生日でもあり
同時に命日でもあります。
私がシドニーに暮らしている頃
年末年始はなぜだかほぼ毎年
帰国していました。
どこかにバカンスにでも行けばいいのに
実直に帰国していたという(笑)
母方の祖母が存命中だったので
もちろん会いにいっていたのですが
そのたびに
「よしこちゃんと会えるのも
もうこれが最後だね」と口にしていた祖母。
私はそれを打ち消すかのように
「毎年、そう言ってるけど
帰ってくるたびに生きてるじゃない」と
冗談めいて答えていました。
そういうやりとりを
3年交わしたあと
祖母は自分の誕生日の
3月3日に90歳を前にして亡くなりました。
そのとき私はシドニーにいたので
亡くなるときの様子は
母から聞きました。
亡くなる当日は誕生日だったので
母と姉がお寿司が好きだった祖母のために
ランチに「お寿司をとろう」と言ったそうです。
すると祖母は
「いや、もう食べ終わったからいらない。
(人生で食べるものはすべて食べたという意味)」
と答えたそうです。
「なんだか変なこと言ってるな~」と
思ったそうですが、あまり重要視しなかったそうです。
しかし、その日の夕方、
心臓の持病を持っていた
祖母の体調が激変し、
周囲が救急車を呼ぼうとしたら
「いや、今回はもう無理だから
(助からないから)
呼ばなくてもいい」と。
ホームドクターを呼んだものの
間に合わず
祖母を抱きかかえていた伯母が
信心深かった祖母に向かい
「南無阿弥陀仏を唱えなさい」と。
唱えながら亡くなったのだそうです。
自分の死期がわかっていたようなその日の祖母。
自分の誕生日に命を全うし
自宅で娘に抱かれながら亡くなったことは
ある意味理想的だなと。
ひなまつりがくるたびに
可愛がってくれた祖母を思い出すのです。
※画像は、友人と一緒に作った
ひなまつりのお飾りです。
見よう見真似で作ってみました。
もうひとつ作ったのであとで
インスタにもアップしてみます。
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