自分の将来に備えて
用意するものがまた一つ増えました。

「入居するときにこの１冊をもってきてもらえると助かりますね」

とはエンディングノート講座の感想として
グループホーム職員の方が教えてくださった一言です。

昨日は、グループホームで働く方々
50名ほどを対象に
「私たちと家族と利用者を結ぶ
エンディングノート」と題して
２時間の講座をさせていただきました。

グループホーム等の施設入居時には
入居者本人のことを
詳細に書き込む書類があるのですが

生い立ちなども書くことから
家族が詳しく知らない場合、
それを書くのもひと苦労だそうです。

その書類の内容と
エンディングノートの内容が
重複する部分があったりで

昨日の参加者の言葉を借りると
エンディングノートには書類以上の
詳しい内容があるという。

「この１冊があれば、もうばっちり！」なのだそうです。

そういうことを考えると
本人が気力・体力・判断力のあるうちに
たとえ今、自分が40代でも
少しずつ書けるところは
書きこんでいきたいところ。

私がエンディングノートを
書き始めたのは46歳でした。

60歳になるのを待たずとも
今の時点で書き込める
過去についてのことはたくさんあります。

そして、終末期医療や
延命措置についての希望は
年齢関係なく自分の意思を書けますので。

いつ、どういう形で
施設や病院に
お世話になるかわからないのだから

家族に迷惑をかけないためにも

そこで働く職員の方が
私とのコミュニケーションに
辟易することがないためにも

自分がより良いケアを受けるためにも

今のうちからエンディングノートを！

入院、（施設）入居時に
誰もがエンディングノートを１冊
バッグにいれていく。

そういう時代になることを願って
“終活の案内人”として
エンディングノートの普及に
微力ながら務めていきたいと思った一日。

講座に参加してくださった皆さん、
どうもありがとうございました！

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