ブログ

親御さんの通帳と印鑑の保管場所を尋ねる切り出し方【親の終活シリーズ②】

親御さんにいざということが起きたときのために
知っておきたいことのひとつが
銀行の通帳や印鑑の保管場所だと思います。

昨日書いた記事で、
その場所がわからず大変だった方のことを
紹介しましたが

そもそもそういうことを
今は元気な親御さんに尋ねるのは
ちょっと気がひけるという方が
ほとんどではないでしょうか。

それでも「聞いておけるなら
聞いておきたい」と思う方に
以下のような実例をご紹介します。

以前、ある方から
このような相談をされたことがあります。

「親に銀行の通帳と印鑑の保管場所を
尋ねたいけれども
どう切り出せばいいですか?」という内容でした。

お母様は他界されているので
お父様にもしものことがあったら
自分たちきょうだいが困るからということを
懸念されていました。

そこで私は「お父様にこのように話してみては?」と
アドバイスしました。

「お父さんがもしも入院した場合、
私たちでも入院費は立て替えられるから
そこは心配していないけど

突然重篤な状況に陥って
意識不明になったら
何もわからないままになるのがすごく不安なの。

せめて通帳とキャッシュカードが
どこにしまってあるか
教えてもらってもいいかな?」という感じです。

その方が意を決して
それを実行に移されたところ、

お父様は「何もそういうことを
考えていなかったけれど、
お母さんももういないし、
言われてみればそうだね」とおっしゃり
保管場所を教えてくださったそうです。

そしてお父様はそれをきっかけに
あれこれ考えられたらしく
後日、証券や保有している不動産についても
説明してくれたそうです。

こういう場合の切り出し方のポイントは

「親御さんが具体的な状況を
イメージしやすいように話をしてみる」ことです。
そして、なぜそれを知っておきたいのかという
理由も添えて。

とはいえ、(昨日も書きましたが)
日頃の親子のコミュニケーションが一番大事です。
電話でもLINEでも直接でも。

そこなくして、
上述のような会話をいきなりするのはハードルが高いからです。

ということで、みなさーん、
Have a peaceful Sunday!

✨【後悔を減らすためのお知らせ】✨
本日リリース!

エンディングノートを見ると
親御さんに尋ねていたほうがいいことや
今のうちにやっておいたほうがいいことが
一目瞭然です。

来年1/21(金)に
『みんなで一緒に書くエンディングノート講座』を開催予定!
詳細・お申込みは↓
https://bit.ly/3Gi1A8O

現在、日本郵便の
「郵便局のみまもりサービス」会員サイトで
終活記事の連載を担当しており、
エンディングノートの書き方の記事を公開中です。

facebook

フォロー・友達リクエストはお気軽にどうぞ。

関連記事

櫻木よしこのプロフィール



櫻木よしこ

アラフィフのステージアップコンサルタント、
編集者、終活カウンセラー1級

鹿児島市在住。

編集者歴27年、個人起業初心者コンサル歴4年。

・子育てが終わったので自分のために生きたい。
・今さら何かやる自信がない。
・私の人生何だったの?と思いたくない。

そういう悩みを抱えていたり
今からでも輝きたい・活躍したい、
起業&ライフスタイルのステージアップを
目指したいアラフィフ女性をサポートします。


最近の記事

ブログカテゴリー

ページ上部へ戻る