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亡くなった義母がエンディングノートに唯一書いていたこと。

義母が亡くなり四十九日が経過した昨日。

こういう状況なので大分へは行けず
私なりの供養をしました。

義理の両親の前で
「死」について語ることはタブーでしたので
私が終活カウンセラーであることは
一切伏せていて、今日まできています。

しかし、夫は自分でも
エンディングノートノートを書いたことから

その有用性を感じて、
数年前帰省した折に両親へエンディングノートを渡しました。

案の定、放っておかれてそのまま…。

その翌々年のこと。

義母が私にこう言いました。

「よしこさん、あなたたちからもらった
エンディングノートを
なくしてしまったんだけど

あれの中身を見たときに
「これは書いとかんといけんな」って
いうのがあったと思うの。

だから、今から一緒に買いに行って
選んでくれない?」と。

すぐに同行し、中身をチェックしながら
薄くて、書きやすそうなタイプを購入しました。

1年前に義母が倒れて
意識不明になったとき

家族が見つけた義母のエンディングノートが
テーブルの上に置いてありました。

書かれていたことは唯一、

“延命措置は希望しない”

ただそれだけでした。

しかし、これはとても大切な
義母の意思だったのです。

家族は口頭でそのことを聞いてはいましたが

本人の直筆だとやはり重みがあるというか、
ちゃんと尊重しようとなります。

義母のことがあってから、

私達が最初に渡したエンディングノートを
見つけ出した義妹夫婦が
それを義父に課題として書くようにお願いし、
書き始めていました。

何かコトが起きてから人は動くものですが

コトが起きる前に意思を書いていた
義母はさすがだったと思います。

不肖の嫁ではありますが
夫婦仲良く、時にはすったもんだしながら
暮らしていきますので
どうか天国で笑いながら見守ってください。

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櫻木よしこのプロフィール



櫻木よしこ

アラフィフのステージアップコンサルタント、
編集者、終活カウンセラー1級

鹿児島市在住。

編集者歴27年、個人起業初心者コンサル歴4年。

・子育てが終わったので自分のために生きたい。
・今さら何かやる自信がない。
・私の人生何だったの?と思いたくない。

そういう悩みを抱えていたり
今からでも輝きたい・活躍したい、
起業&ライフスタイルのステージアップを
目指したいアラフィフ女性をサポートします。


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