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10.312020
自分の親の本音を知ってる?知らない?知ろうとも思わない?
自分の親の本音を知っていますか?
自分の親は子どもに本音を語ってくれていると思っていますか?
最近、終活のことを通じて
自分の子どもに本音を言えていないという
シニアの方々と立て続けにお会いしました。
伺った具体的なお話を通して思うことがあり…。
まずは具体的なお話から。
●息子がすぐ近くに住んでいるけれども
嫁と自分の折り合いがよくないので
息子にあれこれとやってほしいことをお願いしづらい。
例えば、ガラケーからスマホへの切り替えなど
その手続きや説明などを聞くのが不安だから
本当は息子に付き添ってほしい。
●子どもたちは県外在住で
自分はひとりぐらし。
元気なときはよかったけれども
年をとり、体調がよくないと
「寝ている間に死んでしまうんじゃないか」と
思ってしまうのだそう。
病院で精密検査を進められているが
ひとりで病院へ行くのも心細い。
できれば子どもに付き添ってもらえたら安心。
でも、それを県外に住む子どもに言いづらい。などなど。
親が遠慮して子どもに伝えていないので
子どもは本音を知る由もないわけなのですが
子どもの立場として
その本音を知ろうとするちょっとした
気遣いはあってもいいのではと個人的には思うのです。
親の様子から推察して
「●●があったほうがいい?」と
声をかけてあげるぐらいの。
もちろん、それまでの親子関係もあることと思います。
が、
それでもです。
いい大人なんだから、ちょっとぐらい
親のことを気遣ってもいいのでは???
親にはいつまでも元気でいてほしい。
けれども、年をとっていく親の姿を
認めたくないという人たちもいることでしょう。
だから、あえて、
そういう親の弱い部分から
目を背け、連絡をあまりしないという人も。
親子喧嘩をよくするならば
今までと同じようにやり合いをすることで
親が元気だと思いたい
というところもあるかもしれません。
でも、自分に置き換えてみてください。
自分がその年齢になったときに
きつい言葉を子どもから言われたら
どういう気持ちになるか。
親にへつらうということではありません。
ただ、年齢を重ねて変化していく
親の気持ちに寄り添い、
願っていることをできる範囲で
実現に移すためのお手伝いをする努力は
人としてアリだと思うのです。
せめて、不安な気持ちを電話を通して
聞いてあげるというだけでも…。
親が亡くなってから
「もっと●●していればよかった」
と思うだろうと予測できるのならば
少しでも後悔を減らしてください。
(↑自分にも言ってます、はい)
ちなみに我が親(母親)の本音は
「できれば近くに住んでほしい」だろうと推測しています。
(現在、車で40分ぐらいの場所に住んでいます)
それが今は無理だからせめてと思い、
月に3回ほど姉とともに実家に帰っている状況です。
皆さんはいかがですか?
親の本音をわかっている、もしくは
予測がつきますか?
または、知ろうとも思わない???
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