あるお店でレジに並んでいたときのこと。

「奥さん、こちらのレジが空いていますよ」と
男性店員に声をかけられました。

後ろには夫が並んでいたのですが
「ご主人もご一緒にどうぞ～」と。

そのとき、「へ？」と思ってしまった私。

なぜに？なぜに？　
私が既婚者だと思うの？
（いやいや、無駄な抵抗ともいえるけど　(笑））

そして、後ろに並ぶ男性が
なぜに私の夫だと思うの？　(笑）

40歳を超えてから結婚した私。

それまで独身だった私は
当時、「奥さん」と呼ばれることが
とても嫌でした。

結婚した今も実はそう呼ばれることが
好きではありません。
これは、独身時代の名残かもしれませんが(笑）。

そこでです。
この不快感はどこからくるのだろう？と考えてみました。

ヒマな私(笑）

答えは、この“決めつけ感”なんですね。

この人は年齢的に見て、
「奥さん」だろうとか。

なんとなく年齢的にもマッチする男女だから
「夫婦」だろうとか。

海外で仕事をしていたころ、
Mrs（ミセス）と呼ばれたことは一度もなく、
MS(ミス）または（ミズ）と呼ばれていました。
※（ミズ）は、配偶者の有無を示さない敬称です。

なので、そういう場面で不快に感じたことは
一度もありませんでした。

しかし、日本では結婚してるであろう
年齢の女性は「奥さん」と呼ばれがち。

もうこういう旧態依然とした
スタイルはそろそろやめてほしいなと
思うのです。

わざわざ「奥さん」と呼ばずに
「お客様」でいいじゃないですか？

呼ぶほうも「独身かな？
結婚してるかな？」と推測しなくていいし、
間違えれば相手に不快感を与えるだけの
何ものでもないのですから。

この話だけではなく、
ついつい、固定観念で口から
出てしまう決めつけ事例はほかにもたくさんあります。

私も気をつけよう。

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