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9.242018
“寂しさを埋める”or“趣味を謳歌する”の二者択一、高齢のあなたならどちらを選ぶ?
昨年末に妻(私の伯母)を亡くした伯父。
四十九日の法要が終わると、すぐに関東に住む
息子がその父を呼び寄せ、90歳手前で伯父は鹿児島を離れた。
とりあえずの“お試し滞在”ということで。
鹿児島に住んでいるときは
毎日のほどに車で10分弱の海へ出かけ、釣りを楽しんでいた。
いわゆる“釣りキチ”。
しかし、関東へ行ったら海はすぐすぐ近くにはない。
釣りをするには息子宅から高速を使って
片道3時間ぐらいは走らないといけないらしい。
それ専用の車も購入し、父と息子、孫で
月に1、2回、釣りを楽しんでいるとか。
そんな伯父が先日、鹿児島へ所用で帰ってきた。
伯父を囲みながら食事をして、
「やはり鹿児島の魚がおいしい」と口にしつつ
関東で食べる刺身に不満を漏らしていた。
けれども、伯父は息子宅を“終の棲家”として選んだ。
なので、そう遠からず鹿児島の自宅も解体することになっている。
息子家族と暮らすことで寂しさを埋めることはできる。
しかし、頻繁に大好きな釣りへ行くことはあきらめなければならない。
そして、伯父は寂しさを埋めることのほうを選んだのだ。
人生の終わりに近づきつつあり、
まさか住み慣れた鹿児島を離れることになろうとは。
伯父も思っていなかったに違いない。
しかし、最終的に伯父の決断に正解も間違いもない。
年齢を重ねても自分の気持ちに正直に
柔軟に生きていきたいと伯父をみて思うことである。
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