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1.212018
海外に憧れていた私だけれども、同一人種が大挙して日本へやってくるとなんとも複雑な感覚にとらわれる。
シドニーで仕事をしていた頃、私は“人種のるつぼ”と言われるオーストラリアで生活するのがとても気楽だった。
多種多様な人種の中で、私が日本人だろうが韓国人だろうが気にする人はいないし、電車でとなりにレバノン人が座っていようが私もどうでもよかった。
というよりもそういうごちゃまぜな人種の中で暮らすのが快適だった。
様々な人種がいるから、それぞれが語る英語にも当然クセがあった。
だからこそ、人々は相手の言うことを聞きとろうと耳をかたむけるし、「お互いさま」というところもあってそういうコミュニケーションの取り方を私も好んでいた。
あの頃、「早く日本にもどんどん外国人が入ってきて、コスモポリタンな感じになったらいいのに」と若気の至りでそう思っていた。
そうして、月日はながれ、私が住むここ鹿児島の繁華街、天文館には中国人が観光でわんさかと押し寄せるように。
ともすれば、中国人の団体がそこら中を占拠し、その中を通り抜けるとき、私は「ここ、どこ?」っていう感覚にとらわれる。
うっすらと「怖さ」すら感じてしまうほどだ。
東京のような首都圏ならいざ知らず、スタバやタリーズでもすぐとなりに中国人のおばちゃんたちが大きな声で会話を繰り広げている。
私が望んだのはこういう感じだったか?
いやいやそうじゃない。
一国独占という感じじゃないんだよな~。
中国人がけっこうな割合を占め、英語よりも中国語を学んだほうがいいのでは?と思ってしまうほど。
この昨今の変化を見るにつけ、私が憧れた海外はむこうからやってきてくれる(例えば、この場合中国)けれども、自国だからなのかこの半端ない押し寄せ感に脅威を抱いてしまう。
“ほど良い”感じってなかなか難しいものだな。
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