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3.222017
「正しい供養」って何? 「間違った供養」って何? そのどちらにも簡単に振り回されてはいけない。

ある紙媒体を見ていたら「正しい供養の仕方」という文字が目に入り、何が正しくて、何が間違いだろう?と考えてしまった。
供養というと、各家のやり方やしきたりがあり、また宗教によっても違うので、一概に“コレが正しい!”とは言えないが、例えば、私にとって仏壇やお墓を粗末にしないということが正しいというより大事なことだ。粗末にしないということは、そこを気にかけている、気にかけるから足を運ぶ、つまりは先祖に気持ちを向けるということに繋がるから。
私はお墓参りにいくと気持ちがすっとする。だから、折に触れお墓参りに行く。小さい頃から朝夕に仏壇にて手を合わせてきたので、今も実家に帰ると同様に手を合わせる。「今日も一日よろしくお願いします」「今日も一日ありがとうございました」という気持ちで、仏壇がない我が家にあっても、ある方向へ向かって手を合わせる。
では、気持ちだけがあればいいじゃないか?と問われるかもしれないが、お墓や仏壇を粗末にしながら、祈るというのも違うと思う。
華美な供養が必要だとは思わない。ただ、自分が属する宗教にならって最低限の供養(例えばお墓参りをする、年忌をするといった)とともに、少なくともそのときに先祖の魂が安らかに…と祈る。そういうことでもないと、親兄弟、親戚に会うという機会も少なくなっているから、供養の場もまたそういった意味では好機だ。
「正しい供養の仕方」というタイトルを見ると、そこに書かれてあることが一番正しいと錯覚を起こしそうになるが、落ち着いて考えてみると、自分なりに粗末にはしていない、大切に思っている…という心を感じられるなら、それが大事なこと。なのだと思う。「正しい…」に簡単に振り回されてはいけない。
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