日本人の良いところなのかどうなのか
わからないのですが

「そこは言わずとも察して…」
という部分がありますよね。

これは友人間、親子間、夫婦間、
兄弟姉妹間、恋人間、師弟、仕事仲間の間など
ありとあらゆる関係性の中で

よく言われることだったりしますが

やはりこれって、無理だと思うのです(笑）

自分から言わなくても
相手はわかってくれるはず。

わかってほしい。

それぐらいわかってよ。

気を利かせてよ。

いやいやいやいや、
読心術があるならいざしらず

その読心術も100％とは限らないわけで(笑）

特に海外だとこの部分にはかなり
無理がありました…。

シドニーで仕事をし始めた頃

「そこは察して」というのを期待すると
意思疎通がうまくいかない、いかない(笑）

オーストラリア人の同僚に対して、
我慢ならないことが重なり

「こんなこと言っていいんだろうか？」
と躊躇していたことがひとつありました。

それをどうにか気づいてもらおうと
あの手この手でやってみたものの

どうにも伝わらず悪化するのみ。

とうとう、私は「どうにでもなれ～」
という想いで彼に言いました。

「あなたって無責任よね！」と。

すると驚いたことにそれを聞いていた
上司が私を呼び出して言いました。

「よしこがそんな風に思っていたとは。
彼を無責任だと思っていたけど
それは僕だけかなと思ってたんだよね」と。

いやいや、イアン（といきなり名前を出す(笑））
あなただけじゃないよ～。
※時々、日本語で「イアン、バカん」と
ひとりごとを言って、自分でウケてた私(笑）

同僚にきづい一言を
やっとの想いで言ったその後、

彼からはこれまでのお詫びがあり
その後、思っていることを
言い合える関係になりました。

言わなきゃ伝わらない。

ほんとにそう。

ときに「伝える」ことは
すごく勇気が必要なこともあります。

けれども、より自分が生きやすくあるためには
それも必要なことだと思うのです。

今日のブログは『日曜ゆるブログ』にしては
ちょい真面目だったかな～。

Have a nice Sunday!
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