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9.182018
誰かを嫌いなら潔く認めよう。他者に同意を求めようとするからみっともないことになる。
「A子さんのことどう思います?」ときいてくる人がいる。
他人についてどう思うかを尋ねてくるパターン。
多くの皆さんもそういう経験があると思う。
こういう場合
「う~ん。A子さんってわがままですよね」
「A子さんって自分からは何もしないですよね」
というような、どちらかというと
ネガティブな答えを求められている場合がわりと多い。
こういう質問をする側は
自分もネガティブなことを思っているのだが
それをあえて自分からは口にはしない。
相手に言わせる。
「櫻木さんがA子さんのことをわがままだと言ってたよ~」という事実にしたかったりする。
私は無理矢理にそういうことを相手に
言わせようとしたパターンを何度も見たことがある。
悪質なのはお酒に酔ったふりをして
相手に絡みつつ、
「あなたはA子さんのことをどう思ってます?
うざいと思ってるでしょ?」みたいな。
その答えを聞いたからどうだというのだ。
相手が否定したら、相手が「そうですよね」と
いうまで執拗に聞き方を変えて尋ね続ける。
自分がA子さんを嫌いなら嫌いでいいじゃないか。
なぜに他の人にまでしつこく同意を求めるかな?
同意者がいたほうが心強さというものはあるかもしれない。
でもそれが何の役に立つというのだろうか?
味方が欲しいだけなのか?
ただ自分が“誰かを嫌いだ”という事実を
自分で許せないだけなのかもしれない。
いいのにな~認めれば。
そんな人の“潔わるさ”が嫌いだ。
そんな人に問いたい。
「あなたには好きな人がいますか?」
好きな人がいるということは
嫌いな人もいるということ。
ただそれだけのこと。
逆に「嫌いな人はいません」という人を私は信用できない。
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