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5.312018
皆さんに問いたい。「間違った作法で焼香してきた供養は無駄なのでしょうか?」
先だって、ある方の供養に出席したときのこと。
お寺でお経が終わったあとに、
お坊さんが法話の中で
“焼香の作法”についてレクチャーをされた。
宗教宗派によって焼香の作法が違うことは
知っていたが、そもそもそれを習う機会も滅多にない。
そうなると、テレビなどで見るスタイルを
真似てしまう人がいても無理もないことだと思う。
しかし、そのお坊さんは最後にこう言った。
「間違った作法で焼香をしてきた
あなたたちのこれまでの供養は無駄だったんですよ」
その場には30名ほどの人たちがいたが
一瞬でその場の空気が変わった。
ように思う。
私も愕然とした。
少なくともそこに来ていた方々は
亡くなった方を弔うためにきていたはず。
そこには“気持ち”がある。
なのに「無駄」ってどういうこと???!!!
怒りが沸き起こって仕方がなかった。
ではそのお坊さんに問う。
あなたは心を込めて
お経を唱えているのか?
「作法>心」というなら
あなたが読むお経には何の心もないことでしょう。
一言一句間違いなく唱えることが
心を込めて唱えることよりも大事なことなのでしょうから。
法要へきた方々の心を踏みにじるような言葉に
宗教で大事なこととは何だろう?と思ってしまった。
作法は大事なことかもしれない。
しかし、この点において大事なことは
手を合わせてそこに気持ちを込め、
亡くなった方のために祈る。
その一点ではないだろうか。
自分の不満をぶつけるような
上から目線の法話など言語道断!
焼香のマナーのサイトを念のため
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※文章に出てくるお寺と画像のあるお寺は関係ありません。
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