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3.22018
「私の代わりに言ってくれてありがとう」をいつまで言い続けるつもり? 次はあなたが言われる番だ!
私が「チキン」が苦手だということは、私に近しい人はわりと知っていてくださる。
ときに、お店の予約をしてくださる方が「鶏肉な苦手な人が一名いますから」と伝えてくださることもある。
ありがたや~。本当にありがたや~。
で、「チキンが苦手ブランディング」ができつつあることを最近ひしひしと感じるわけだが(笑)、時々、こんな事例が発生する。
食事のお店を決めるようなときに、鶏肉料理専門店などが決まりそうになると私は言う。
「ごめんなさーい。私、チキンが苦手ですー」と。
すると、「実は私も」「私もちょっと苦手」という人が、後から複数出てくるパターンがこれまで何度もあった。
あら? こんなに「チキンが苦手族」がいたのか! と私的には嬉しくもあり(笑)
そして、後になって言われるのが「櫻木さんが先に言ってくれてよかった~。あんな場所では言いづらくて」と。
え? 私が平気で言ってると思ってる?
内面ではけっこうな葛藤があったうえでの発言なんだけど。
「こういう場所で好き嫌いを言う?」と思われるかなとか、まあ、なんだかんだ。
で、最終的に私の中の私が「GO!」を出す。
どうしても食べられないものに、何千円も出せるか? って。
「チキンが苦手です」問題に限らず、こういうことは世の中でよくある。
「言ってくれてありがとう」的なこと。
“言ってくれる人”を待ち続けると、あなたの不平不満はいっこうに解決しない。
だから、次は勇気をもって自分から“言ってみよう”。
そうすると何だか気持ちも少しすっきりする。
「あなたたちの代わりにわたくしが代弁して言います!」という姉御的な発言パターンではなく。
(勢いで言う、力づくで言い負かす的なことではなく)
「あのぉ、ちょっとそれは…」的なこと。
「言ってくれてありがとう」を言い続けるのではなく、「言ってくれてありがとう」と言われる側を体感するとちょっとは生きやすくなるかも。
次にそういう機会があったら少しだけ勇気を出して見よう。
自分から言ってみるとなんだか一歩踏み出せた感を味わえるはず!
※私の「チキン苦手ブランディング」について、誤解のないように書いておくと、
鶏肉以外のメニューがあるお店なら私は特に何も言いません。
しかし、お店のメニューがほぼ鶏肉という状況になったときには、私も大人げないと思いつつも「チキンが苦手です」と恐れながら口にいたします。
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