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11.162017
自分の亡き後について伝える内容は自分のことだけではなく、他人を思いやる気持ちからも生まれる。
昨日は、鹿児島市にある『高齢者福祉センター郡山』という場所で90分の終活講座を担当させていただいた。
タイトルは「人生をよりよくするための終活講座」。
参加者は60代、70代がメインで、うち40代ぐらいの方々が2名ほどで計30名近くのご参加となった。
予定を大幅に超えてのお申し込みで、終活への興味の高まりを主催者側も私も嬉しく感じた。
講座では一方的に私が話すだけではなく、参加者同士で意見を交換しあう時間も作ったのだが、そのなかで参加者のお一人がこういうことをおっしゃった。
「私は自分が住むこの地域の決まりごとをちゃんと子供たちに伝えておきたいから、ノートに書いて仏壇に置いています」と。
家族に伝えたいことというのは、おおむね以下のような内容を口にする方がほとんどだ。
・要介護になったときのことや終末期医療についての希望
・延命治療についての意思
・財産について
・葬儀・お墓について
そういう中にあっていの一番に「“地域の決まりごと”を伝えておきたい」ということをおっしゃったことに私は驚き、感銘をうけた。
それは、自分亡き後、自分が長く住んでいた地域の皆様にご迷惑をかけないようにしたい。そういう気持ちの表れだった。
自分のことではなく、周囲のことをまず慮る気持ちになんともいえない、私自身が忘れていた感覚を覚えた。
自分が伝えたいこととなったら、自分のことがまず最初にある。
しかし、そうではない人がそこにいらした。
私ももちろんだが、多くの人がそういう気持ちをもって人付き合いをしたならば解消されるトラブルも多々あるだろう。
自分が亡くなったあとはどうでもいい。ということではなく、子供も地域の皆さんに失礼のないように、地域住民としての役割を果たして欲しいという親の思いやりを意味する“ノート”。
ともすればそういうことは、つい後回しになってしまう、伝えることすら忘れてしまっている、考えつきもしないことかもしれない。
しかし、これはとても大切なことだと思う。
今後、私もこのことは終活のことを話す場面で伝えていきたい。
また、今日はお嫁さんと義理のご両親の3人でのご参加という微笑ましい光景も目にした。
本日、ご参加くださった郡山の皆様、どうもありがとうございました。
また、ネット検索で私のサイトをご覧になり、ご連絡をくださった『高齢者福祉センター郡山』の所長(実は昨日、高校の先輩だということが判明!)はじめ職員の皆様も準備段階からお世話になり、誠にありがとうございました。
・・・<今後の予定>・・・・・・・
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日程:2017年11月22日(水)
時間:14:00-16:00 (開場13:50)
場所:ルミエル2F
住所:鹿児島県 鹿児島市鹿児島市東千石町17-3
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受講費:5000円(税込)
<お申込み方法>
「題名」は「鹿児島ブログ講座申し込み」とし、お名前、参加人数、連絡先を明記してください。
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または、yoshikoskrg@gmail.comまでご連絡ください。
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日程:2017年12月14日(木)
時間:
①セルフマガジン制作講座 13:30-15:30
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定員:18名
受講費:6000円(税込)
<お申込み方法>
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