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5.252016
あなたは“人生の終い方”について考えてみたことがありますか?
「ようついてきてくれました」
とは、死を目前にしたある男性が妻に
残したひとことです。その言葉が妻に
生きる勇気を与えました。
これは、先日NHKで放映された“人生
の終い方”という番組でのひとコマ
です。ナビゲーターは落語家、桂歌丸
さんでした。
余命宣告をされた方々の人生の終い方
を追ったものでしたが、人それぞれに
家族に残すものは違いました。
笑顔の写真をたくさん残して逝った
漫画家の水木しげるさん。
家族一人ひとりに手紙を残して逝った
男性。
病に立ち向かう姿を家族に見せて人生
を終えた30代の男性。
この方は、「伝えたいことは山ほど
ある」「言葉がみつからない」という
ことを話されていました。
唯一、今の自分にできることは、自分
が病に負けない姿を子供たちに見せる
こと。今はまだ小さな子供たちが
大きくなって苦難に直面したときに、
「親父もがんばっていたな」という
ことを思い出してほしいと…。
桂歌丸さんは「歌さん、(落語を・
落語界を)頼むよ」というひとこと
を残して逝った三遊亭円楽さんの
言葉がきっかけで人生の終い方を
考えるようになったそうです。
だからこそ、様々な病気を患いながら
も、車いすでの移動をされながらも
落語のために飛び回っていらっしゃい
ます。
人生の終い方に正しいも正しくない
もないのだと思います。
私は、この番組を見ていて、“言葉
と文字の持つ力はやっぱりすごい”
と思いました。
人に勇気を与え、人の生きる力を
ふるいたたせてくれる。
それと同時に、自分が進めている活動
も方向的には人生の終い方のひとつだ
と思えて、背中を後押しされた気持ち
になりました。
編集者・ライターという“文字”との
かかわりを持つ仕事を通して、人生の
終い方にかかわっていく。それはとて
も責任のあることだと思います。
しかし、それをやりながらどう生きて
いくかを考えることが、ひいては私の
人生の終い方になるのではないかと、
改めて思うのです。
★終活カウンセラー 平原美津代さん
も同じ番組を見て記事を書いています。
https://ameblo.jp/so-ma6211/entry-12163124977.html
編集者・ライター
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エンディングノートの書き方講師
櫻木よしこ
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関連記事⇒https://ameblo.jp/syd1990/entry-12145443366.html
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