ブログ
2.162016
人間いろいろな顔があるといいますが、差がありすぎるのもどうかと。
ある人のことをAさんは「あの人
は優しい人」だと言い、Bさんは
「あの人は厳しい人」だと言う。
Aさんが言うことも、Bさんが言う
ことも、どちらもおそらく正しいのだと思います。
ある人とは、厳格だった祖母のことです。
息子たちにとっては、優しかった
母親、一方、晩年、一緒に住んで
いた孫の私たちにとっては、本当に厳しい祖母でした。
その祖母のことを両者で語るとき、
そこに矛盾が生まれます。
解決できない矛盾です。祖母も亡
くなって、私たちは祖母の優しか
った一面を知るよしもないわけで。
厳しくされた思い出は、年数の経
過とともに、風化させていき、
まあ仕方ないか…っていうところ
にまで、落としどころを持ってきたわけですが。
たまに、「そこまで厳しかった
なんて嘘だろ?」と尋ねられると
むかついてしまいます。
優しかったはずの自分の母親が
そこまで厳格なばーさんだった
なんて信じたくないでしょうから。
「普通、お祖母さんって孫の区別
なく、やさしくするんじゃないの
?」ってこっちが聞きたいぐらいです。
こういう問題が起きないように
自分のいろいろな面を見せてお
くほうが、様々な誤解を生まな
くていいんじゃない?
なんて、ふと思ってしまうのです。
上級終活カウンセラー
エンディングノートの書き方講師
編集者・ライター
櫻木よしこ
・・・※・・・※・・・※・・・※・・・※・・・※・・・※・・・※・・・※・・・※・・・
★終活ワークショップ Petit shu(プティ シュー)
3/16(水)10:30~12:30
goo.gl/k1N91s
※3月から終活ワークショップpetit shuは毎月第3水曜日開催になります。
★エンディングノートを一緒に書いてみませんか?
※希望日時は応相談。
goo.gl/rXlcnS
★あなたからの最後のメッセージを会葬礼状に託しませんか?
自分で用意する会葬礼状【こころの置き手紙】
https://oki-tegami.jimdo.com/
フォロー・友達リクエストはお気軽にどうぞ。