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7.212021
遺体の処置のひとつ“エンバーミング”って知っていますか?
若かりし頃の義母は、“ミス○○”に
選ばれたほどの美人でした。
ですので、“美”やおしゃれへのこだわりは相当なもので
80代になっても髪を渋い金色や
ワインレッド系に染め、
ピンクや赤が大好き。
シーンによっては
髪のエクステを付けたりするほどで
赤のマニキュアはマスト。
一年中、外出時は手袋をし
フリフリの日傘を必ずさしていました。
私が大分へ行くと
「よしこさん、よければどれでも使ってね」
と見せられたずらっと並ぶ美容液のボトルを前に
「あ、は、はい…」とたじろいだ私(笑)
そんな義母が1年2か月、ほぼ意識がなく
点滴だけで命を繋いでいましたので
その最期の姿はやはり往年のそれではなく…。
(とはいえ、ビデオ通話で見たときには
それまでのお手入れのたまものなのか
肌のシワが少なかったのが印象的)
そこで娘たちは倒れる前までの
美しい母を皆さんに見ていただこうと
「エンバーミング」を選択しました。
エンバーミングとは、専門資格を有する
「エンバーマー」による遺体を生前の姿に
より近づけ、とどめておくための技術です。
具体的には、遺体の消毒と洗浄をし、
洗顔・洗髪をします。
そして、血液を排出し、
防腐剤などの保存液を体内に入れていくのだそうです。
(透析のようなイメージ)
そして、死化粧を施す。
こうすることでより衛生的に
遺体を10日間~2週間程度腐敗させることなく保存が可能なのだとか。
私達が大分へ到着したときの
義母との対面はすでに「エンバーミング」を
施してもらった後だったので、
本当に本当に美しかったです。
血色もよく(といっては変ですが)
まるで生きているのではと見まごうほどでした。
夫は「これが最後に見る母の顔でよかった。
自分の記憶にある母の顔と同じだ」と
ほっとした様子で、私も安堵しました。
義母がいつも使っていたメイク用品を
使ってもらったそうで普段通りのメイクと
爪にはいつもの義母の赤いマニキュアが。
葬儀・告別式までに日数がかかったので
「エンバーミング」を施してもらったのは
ベストな選択だったと思います。
会葬客の皆さんが口々に
「うわ~きれい」と言っていたのが印象的でした。
状況に応じて「エンバーミング」という選択は
アリだと思います。
ちなみに料金は20万円ほどだったようです。
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