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2.62018
人付き合いは電車の乗り換えにも似て。永遠に同じ電車に一緒に乗ることなどできないのだから。
例えば、ある時期を一緒に仲良く過ごしていた友人がいるとする。
しかし、しばらくしてだんだん話が合わなくなってきて、でも“しがらみ”というものに縛られて仕方なく会うということを繰り返していたとする。
普通に考えて、傍から見たら「それって何も良いことないでしょ?」と思うのだが、本人は「でも~仕方ないし~」というので、できるだけ付き合おうとする。
「会う気にならないんだよね」とは言えないから。
そして、「嫌いになったわけじゃない。でも、なんか話が合わない」という現実をどう捉えて良いかがわからないから。
私自身もそういう経験がこれまでにもある。
最近思うのは、話が合わなくなったというのは、それまで同じような境遇にいたお互いのどちらかが(またはどちらも)それまでとは違う動きを始めて、違う世界を見て、いろいろなことを学び、見る方向が違ってきていることから起こる摩擦・違和感。
ただ、それだけのこと。
好きとか嫌いではなく、価値観が違ってきたり、考え方が違ってきていたり、時間の過ごし方が違ってきていたり。
生きている以上、変化し続ける。
心の変化を捻じ曲げる必要はないように思える。
みんなで同じ電車に乗っていたけれども、数名はA駅で下車、残りはそのまま乗り続け、その先のB駅で下車する。
ただそれだけのこと。
お互いが乗る車両でまた違う人と出合う。
そうして、また時がきたら電車を乗り換える。
その先のキーステーションで再び乗り換え時に偶然会うこともあるかもしれない。
それはそれで嬉しい偶然になることだろう。
いずれにせよどの路線の電車にのっても、最終目的地が個々が望む場所であるならそれで良し。
無理矢理、同じ電車に乗り続ける必要まったくなし。
そういうことで抱えるストレスを少しずつ減らしていこう。
そういうことに悩む時間は、たっぷりあるわけではない。
人生は有限なのだから。
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