今、停滞して不調な人も上り調子な人も、
そこに至るまでのプロセスは、すべて自分の選択、自分で決めてきたことだ。
たとえ、それが不本意ながらの場合があるにしても。

「そんなの当たり前。何を今さら？」と言われるかもしれないが、
時として特に不調なときほどそれを忘れそうになる。
そして、自分のことは棚に上げてこういうようなことを口にする。

「どうして選ばれるのが私ではなく、あの人なの？」

「私のほうが資格もたくさん持っているのに…」

「私のほうが努力してきたのに…」

「私のほうが頭がいいのに、どうして？」

「私のほうが貢献してきたのに…」

「私のほうが綺麗なのに…」（←こう考える人もいるはず）

こういうことが頭をぐるぐるして、
不調なときほど他人がうらやましく、
妬ましく、足をひっぱろうとしてしまいそうになる。
そして、自分が不調なことを他人のせいにしてしまいがち。

他人のせいにすれば簡単だから。
自分の悪い部分を直視しなくてもいいから。

そして、被害妄想がすぎて他人が自分を陥れたかのように思う場合もある。
（実際、陥れる悪人もいることはいるが、ここではちょっと置いといて）

しかし、「あの人」のほうが選ばれるのにはそれなりの理由があるはずだ。
周囲には見えない努力もあるはず。

自分も努力してきたかもしれないが、
それは“自分が選択した”努力の方法であって、ベストかどうかはまた別の話。
そこをはき違えている人が多いように思える。
“自分の努力”だけに目がいってしまい、“自分の選択”には目がいかない。

こういう話だけではなく、
今、置かれている状況を憂うならば、それは自分の選択の積み重ねの結果。
もちろん、エラソーに書いている私も憂う部分はたくさんある（笑）

だから、自分にも言い聞かせる意味で書いてみた。

「自分の選択でこういう状況になってるんだからね、わかってる？」と。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆セルフマガジン制作サポートメニューのご紹介
https://sakuragiyoshiko.com/service/selfmagazine/

◆櫻木よしこセルフマガジン“Restart2”（無料）を読んでみたい方は、以下からお申込みください。

https://goo.gl/forms/FnaIS8OZe2TIhA5M2

フォロー・友達リクエストはお気軽にどうぞ。