“自慢する”“自慢される”
ということは、日常茶飯事の出来事で
すが、誰が言うかによってそれは
“自慢”にも聞こえ、また、“自慢”
に聞こえないということがあります。
最近思うのですが、本人が自慢していな
いつもりでも、受け取り手によって
それは“自慢”に聞こえるということが
ままあります。
自分が「別に自慢してるわけじゃない
んだけどな～」って思っても、それは
自分のひとりよがりな想いであって、
自分の口から“自慢とも受け取られる
可能性のあること”が発せられた後は、
自分はもはや関知できないと思ったほう
がいいのではないでしょうか？
「“自慢”と思われてもいいや」ぐらい
の覚悟を持ったほうがいいということです。
「自慢と思われたかな？　どうかな？」
とそれを心配に思うぐらいなら、
そういうことを言わなければいい、ただそれだけのこと。
人はどうとでも受け取るのです。
平然と自慢できる覚悟がなければ、
自慢と受け取られる恐れのあることを
言わなければいい。
「どう考えてもそれって自慢でしょ」
っていう発言は本当にあります。
しかし、それを言う側が
「これは自慢じゃない」と言えば、
“自慢か自慢じゃないかの分別も
つかないのか”とさらに追い込まれる
ことにもなりかねないので、言い訳
をしないことをおススメします。
自慢したきゃ、「これは自慢です～」
って正面きって言ってもらったほうが
聞き手もそのつもりで聞くので
すっきりしますよね。わだかまりが
ないというか。
それもできずに、自慢だけはしたい
なら、「どう受け取ってもらっても
かまわない」ぐらいの心持ちで
自慢しなきゃ。
そもそも“自慢”とは
「自分で、自分に関係の深い物事を褒めて、他人に誇ること」
(goo国語辞典より）
他人に誇れることだったら、自慢
したらいい。
他人の目を恐れる必要などないのでは？
編集者・ライター　
上級終活カウンセラー
エンディングノートの書き方講師
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　櫻木よしこ
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