個人起業していて、
自分で何かを製作し、販売するとします。

例えば、それがケーキだとしましょう。

素材もものすごく厳選し、
作り方も自分なりの工夫があり、
そして、スクールで学んで。

デコレーションも
かなり繊細で美しいケーキ。

ここまでくるまでにけっこうな時間と
お金もかかっています。

そうなると自分としては
価格も高くつけたくなるもの。

しかし、ここで気をつけたいのは
お客様目線です。

お客様はそのケーキを見て
「うわ、キレイ✨」となるでしょう。

そして、お値段を見て、
即買い！となるのかどうか。

ためらわずに買っていただくためには
ここでお客様に伝えられる“ストーリー”が
必要となってきます。

なぜ、そのお値段なのか。

これはひとつのストーリー例です。

『小さい頃から食物アレルギーで
ケーキもあまり食べられませんでした。
食べても大丈夫なケーキは
見た目も味もそっけなくて
いつもがっかりしてました。

そんな自分が食べられるケーキを作りたくて
大丈夫な素材を探し求め、

何年も試行錯誤を重ねた結果、
やっと出来上がりました。

食物アレルギーに悩む人たちにも
安心して食べてもらえる、
見た目も華やいだやさしいケーキです。』

というようなもの。

背景にこういうストーリーがあると
お客様もなぜその価格なのかに納得がいきます。

その辺を簡単に端折ってしまうと

「なんだか高いね」となっておしまい。

これではもったいなさすぎます。

あなたが商品として提供しているもの、
販売しているものには
ストーリーを用意していますか？

では、また明日。

画像は
“今季最後のフレッシュいちごのタルト”
made by　櫻木シスター

風味豊かなバターをたっぷりと使用し
サクッとした焼きあがりが自慢のタルト生地。
その中にはいちごとタルトのつなぎ役、
なめらかでコクのあるカスタードがたっぷりと。
敷き詰められた新鮮ないちごは
産地の違ういちごをあえて混ぜることで
食べたときの酸味と甘みのバランスを
楽しんでいただけます。

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