幼なじみが亡くなりました。

昨夜、お通夜に足を運び、彼女の顔を見て
「こんな顔だったかな？」というぐらいに
痩せていて、何とも言えませんでした。

病気だったことは聞いていましたが
まさか、まさかこんなにはやく逝ってしまうなんて…。

病が見つかったときは
すでに遅しの状態で

単に命を引き延ばすための治療は
すべて拒否し、
自宅で亡くなったそうです。

小さい頃からを知っているので
訃報を耳にしてから、
なんというか気持ちの中に
重い何かが沈んでいく気がしました。

彼女の人生に思いをはせたとき

様々な、どちらかというと
大変な出来事が多かったように思います。

その状況はどう見てもしんどいでしょうと
いうようなことが何度も…。

しかし、通夜から帰宅して思ったのです。

傍から見えるのは
断片的な側面であって

彼女自身はこちらが思うほどでもなく

大変さの中にあっても

折々で、喜びや嬉しさが
たくさんあったのではないだろうか。

と、残された家族と

飾られていた写真のあれこれを見て思うことでした。

本人の満足度は
本人にしかわからないのだから。

彼女の人生が
大変だっただろうということに
フォーカスするよりも

すごくがんばったね。

家族も増えてよかったね。

生き切ったことにおつかれさま。

そう言って見送りたいと思います。

私自身も彼女のように生き切り
自分の人生を完走しようと
改めて思わせてくれた彼女の旅立ちです。

どうもありがとう。
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