私が生まれた頃、
メディアといえば、新聞、雑誌、
テレビとラジオしかない時代でした。

なので、メディアに関する人々の話題は
ある程度特定されるという
シンプルな時代。

流行り言葉もそこまで多くはなくて
だからこそ、それを生み出した芸能人たちが
一気にスターダムに
のし上がれたのかもしれません。

けれども、今はそれ以外に
ネットから広がる
多数のメディアがあり
個人でもメディアを用いて発信する時代に…。

ということは、
誰がどんなメディアを見ているのかは
容易には計り知れずというところ。

そこここで小さな流行が
どんどん生まれては
あっという間に消えていく。

誰かが知っている流行も
他の誰かは知らなかったりとか…。

メディアと興味の多様化で
それはますます増大していく。

そういう人たちに向けて
自分が発信するときに
気をつけたいことは

独りよがりな言葉を使わず
わかりやすい言い回しや表現を
使っていくということ。

自分が楽しんでいるメディアから
強い影響を受けて

その界隈で通じるような
表現方法や言葉を使っていたら

他のメディアを楽しんでいる人たちには
今ひとつ伝わりづらいかもしれない。

そういう可能性を少なくとも
はらんでいる。

だからより多くの人に
自分の発信を理解してもらいたい
楽しんでもらいたいと思うなら

興味が多様化しているどんな人たちにも
できるだけわかりやすい言葉で
伝えていく必要があるのではないかと
昨今、ひとり思うのです。
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