「とにかく動いたほうがいい。」
というようなことをブログでもよく書いています。

でも、動きたくても動けない。
という人もたくさんいると思います。

私自身もそうでしたから。

今でこそ「動いてナンボだよ」的なことを
よく書いていますが、
動けなかった時期があったからこそ
というのもあります。

例えば、どうにもこうにも
家庭の事情で動けなかったりとか。

病気だったりとか。

それ以外に「自分自身の気持ち」が
動けなかったりとか。

それを癒されていないというのかな。

動く以前の問題。とでも言いましょうか。

５年ぐらい前まで私自身も
「動きたくても気持ちが動かない」
という状態でした。

人間関係でのすったもんだの後
体調を崩したというのもあり…でした。

「動く」のが良いと頭ではわかっていても
どうしてもそっちにマインドがいかない。
行動がまったく伴わない。

「動いたほうがいいとわかっているんだけど
何からしたらいいんだっけ？」というような
どこかぼーっとした感じ。

何からしたらいいのかという
その「何か」を模索するということすら
できずにいました。

する気になれない。

そこが私のゼロ地点というより
マイナス地点だったと思います。

だから、自分をせかすのをやめました。

ま、いいか。
気分が乗ることだけやってみよう。
というようなペースで生活していました。

ひっそりと暮らす（自分なりに(笑））

活動的な人たちとは会わない生活。

ＳＮＳも見るだけの人。

承認欲求からはかけ離れた生活。

私はこんな感じで終わっていくのだろうか～と
どこか他人事的(笑）

そういう中で少しずつ
冬から春になっていくように
心と体の回復とともに
体の中が充填されていったという感じです。

今思えば、のんきにやってた年月でした。

癒されないものを抱えながら
がんばろうとしても
思うように動かないということを
私自身が知っています。

だから、そういう状況にいる人は
まずは自分を甘やかすというか
「動かなきゃ」というのを
頭から外してみたほうがいいのではないかと。

「動く」というのは
体の中にある燃料に火がついたときに
初めて起動するもの。

燃料はあるけど、自分で無理やりに
あの手、この手で火をつけようとしても
くすぶるだけで終わってしまう。

それを繰り返した挙句、
「やっぱり私には無理なんだ」で終わる。
または、新しい何かを求めてさまよう。

そんなことを続けるよりも、
自分の中に「動きたい」という思いが
湧き上がるのを待って、動いたほうがいい。

湧き上がるのを待っても
湧き上がらないときは？

それもこれもあなたの人生(笑）
いきなり無責任ですが…。

大切なのは無理やりに
自分の気持ちを「頑張らせない」
ということかな。

私も「動けるようになる日が
くるのだろうか」と
思うときもありましたが

自分を充填させることに重きを置いた結果
動くタイミングがやってきましたよ。

なのでそういう方は焦らずに…。

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