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歴史的災害は「いつか起きたこと」ではなく、私達が生きている「今」にも起きること。

年表に掲載されるような歴史的な災害は
自分が生きているうちには起こらないだろうと思いがち。

しかし、私は今は亡き祖母から
「桜島大噴火」の話を聞いたときに

ええっ? まかさそんなことが起きたの?と
ものすごく驚いたのを覚えている。

大正元年(1911年)生まれの祖母は
自分がまだ幼かった頃に起きた
「桜島大正大噴火」(大正3年:1914年)のことを語ってくれたことがあった。

その噴火で噴出した溶岩と土砂によって、
もともと「島」だった桜島が
東側の大隅半島と陸続きになり「島」でなくなったという。

幅400m、深さ72mの海峡を埋め尽くす量の
溶岩っていったいどれほどの噴火だったのだろうか。

現在、鹿児島市内がある薩摩半島から
桜島へフェリーで渡り、
桜島からはフェリーに乗らずに
そのまま大隅半島へ行ける。

その当たり前が、実は大正以前には当たり前じゃなかった。

桜島は実は完全に「島」だったのだ。

祖母はその噴火の恐ろしいほどの爆音と
吹き上げる灰雲を覚えていると言っていた。

大噴火とともに激しい地震もあり、
鹿児島市内では家屋や石塀が多く倒壊したそうだ。

この爆発は数日間、続いたという。

20世紀の国内最大規模とされる
火山災害だった「桜島大正大噴火」。

生き証人というか、それを体験した祖母から
聞いた話はとてもリアルで、
そして、そういう世紀の災害は他人事ではなく
自分が生きている「今」にも起こりうること。
祖母の話を聞いてそう思ったことを覚えている。

いつか起きたことではなく、
いつか起きることなのだ。

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櫻木よしこのプロフィール



櫻木よしこ

アラフィフのステージアップコンサルタント、
編集者、終活カウンセラー1級

鹿児島市在住。

編集者歴27年、個人起業初心者コンサル歴4年。

・子育てが終わったので自分のために生きたい。
・今さら何かやる自信がない。
・私の人生何だったの?と思いたくない。

そういう悩みを抱えていたり
今からでも輝きたい・活躍したい、
起業&ライフスタイルのステージアップを
目指したいアラフィフ女性をサポートします。


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