ブログ
10.72017
二者択一を迫られたとき、どのようにして答えを出していますか?
二者択一を迫られたときの決め方はいろいろあるが、私はコインで決めたことがある。
20代前半、ワーキングホリデーメーカーとしてシドニーへ行き、1年間というビザの期限が切れる前のこと。
そのときに勤めていた出版社が「ビジネスビザ」、いわゆる就労ビザのスポンサーになってくれるというので、私にはさらに2年間シドニーに滞在できる可能性が見えてきていた。
親とは1年間という約束でシドニーへ渡った私。
そこで編集者になり、シドニー生活にも慣れ、本当に楽しくやり甲斐のある毎日を送っていた。
そのときに迫られた「シドニーに残る」か「日本に帰る」という選択は、とても悩ましいものであった。
どうしよう~と悶々と考えていたとき、先輩ライターがこうアドバイスした。
「コインを投げて、それで決めればいいんだよ。
例えば、表が出ればシドニーに残る、裏が出れば日本に帰る。そう決めて投げてみる。出たコインの裏表に従って、そこから考えればいい」と。
そして、私はみんなが見ている前でコインを投げた!
出たのは「表」だった。
やはりシドニーに残りたいという気持ちのほうが強かった私は、そのときホッとしたのを覚えている。
それから「シドニーに残る」ということを前提にあれこれと考え、動きはじめた。
親にも手紙を書き、自分の気持ちを伝えた。
親からも返事がきて、私はビジネスビザ取得へ向けて舵をきった。
その2年後、さらにもう2年間ビザを延長してシドニー滞在は合計5年間というものになったのだが…。
二者択一を迫られたときにいつもこのことを思い出す。
どちらも同じように考えてどっちつかずで悶々とするより、どちらかにまずは大きく偏って考えてみる。
そのどちらかをも決められないとき、まずはコインを投げてみませんか?
・・・<今後の予定>・・・・・・・
◆2017年10月28日(土) かさこ塾フェスタ大阪に“セルフマガジン制作アドバイス”で出展します!
日時 2017年10月28日(土)10:00-18:00
会場 淡路町 AAホール 1F,2F
大阪市中央区淡路町3-2-9
⇒事前予約はこちらをクリックしてお申し込みください
フェスタ詳細は⇒こちら
◆櫻木よしこセルフマガジン“Restart2”(無料)を読んでみたい方は、以下からお申込みください。
https://goo.gl/forms/FnaIS8OZe2TIhA5M2
フォロー・友達リクエストはお気軽にどうぞ。