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12.272015
“収骨”をしない遺族が増えてきているのをご存じですか?
先日、東京にて全国各地からいら
した終活カウンセラーの方々と
お話する機会に恵まれました。
その中で、
「最近、収骨を拒否する人たち
が増えつつあるんですよ」という
話を伺いました。
収骨とは、火葬後、遺骨を骨壺に
収めることを言います。
身よりがない遺骨ならまだしも
亡くなった方が近しい家族、親族
だとしても拒否する人たちが増え
てきていると聞いて、驚くという
か、唖然としてしまいました。
骨壺に遺骨を収める場合、その一
部を収めるので、必ず残りの遺骨
があります。
それらは、残骨として処分される
のですが、だったらすべての遺骨
をそのように処分してほしいとい
う意向を示す人達が増えているのだそうです。
お墓がない、自宅に遺骨を持ち帰
りたくない、その遺骨のために
お墓を買う金銭的余裕がない…など
理由は様々だそうです。
身よりがないならまだしも、身より
があるにも関わらずです。
嘆かわしさを通り越して、世の中
どうなっていくのだろうと、恐ろしさを感じてしまいました。
海洋散骨や樹木葬など最終的に
遺骨をどうするか、新しいスタイ
ルが浸透しつつありますが、これはそれ以前の問題です。
遺骨の取り扱いについても、ちゃん
と希望をエンディングノートに
書いて、それを可能にする予算も
確保しておかなければと思ったお話でした。
編集者・ライター・終活カウンセラー
エンディングノートの書き方セミナー講師
櫻木よしこ
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