「鹿児島での五代友厚の評判を聞きたくて…」
から始まった福島県郡山に住む友人
とばっちからの久しぶりのメッセージ。

話は、現在公開中の三浦春馬さん主演映画
『天外者（てんがらもん）』が
薩摩出身の五代友厚の物語ということからです。
公式サイトはこちら。

五代友厚とは、島津斉彬に幼少より
その才能を買われ、欧州留学を経て
大阪を拠点に造幣・鉱山・教育・
鉄道・造船など信念をもとに事業展開し、
大阪商工会議所の初代会頭としても知られる
実業家です。

以前、朝ドラでディーン・フジオカさんが
演じたことで思い出す方もいるのでは。

鹿児島では西郷さん、大久保さんの
二大巨頭が幅を利かせていて(笑）
五代友厚は…う～ん。

正直に言うと、明治維新前後を語るとき
五代友厚のことについて
私の周囲では語られることがないような。

そんなこんなの、ゆる～い私に
とばっちが言いました。

「よっちゃん、福島（会津）は
五代友厚（薩摩）に恩義があるんだよ」と。

へ？　そうなの？

とばっちの言葉を借りると

「薩摩藩と会津藩って、
明治維新直前の戊辰戦争で
因縁の宿敵だったんだよね。

その数年後に五代友厚は
暗殺されてもおかしくないのに、
100年先の日本の未来を見据えて、
会津藩領に単身乗り込んで、
明治天皇まで行幸させて、
福島にある半田銀山を日本一にしたんだよ。

会津には五代友厚に深い恩義がある❗️

五代友厚のことを
たくさんの人に知ってほしい！」と。

熱量高く語るとばっちは
さすが口だけではない女！

そこで、すごい行動力を見せました。

まず、福島県桑折町の役場に企画を持ち込み
同町「旧伊達郡役所」で
「半田銀山と五代友厚特別展」を開催すべく
奔走し、それを実現。
（12/5～来年3/21まで）

そして、主演不在のため
通常よりスポンサーが少なく
予算も取れないゆえフライヤーも
全国的に不足していると知ったとばっちは
配給会社に相談し、自費でフライヤーを準備。

駅や各種施設のほか、町のスーパーや
あちこちのお店に飛び込みし、
挨拶しながら団地一件一件ポスティング。
そして、駅前で配布したり…。

ここまで書くと、五代友厚もだけど
とばっちもかなりすごいんじゃないかと思えてくる私。

とばっちは最後に言いました。

「映画はぜひ観てほしい！
鹿児島県人ならなおさら。
私が鹿児島へ行って、
じゃんじゃん飛び込みして
PR活動したいぐらい。

五代友厚は知れば知るほど、
私利私欲を捨てて
日本の未来のために命をかけた人だよ。

鹿児島県人であることに
益々誇りを持てると思うよ」

ということで生まれも育ちも薩摩藩の
（しばらく脱藩しましたが(笑））
不肖・櫻木よしこは、とばっちから
映画のフライヤーを預かり、
彼女のあふれんばかりの強い意思を
引き継ぎたいと思います。

まずは映画を観なきゃ！

もちろん、鹿児島のみならず
全国の皆さんにも混沌とした
不安で激動な世の中を

圧倒的な熱量で生き抜いた
五代友厚人のことを知ってもらいたいです。

預った映画のフライヤーは
友人・知人のお店やサロンなどに
置いてもらえるようお願いしたりしています。

私のところでも「協力したい！」
という方はぜひご一報ください。
Facebookのコメント欄でも
メッセンジャーで直接ご連絡いただいても
どちらでもＯＫです。

あ、そうそう、“とばっち”こと
鳥羽昭子さんは、
福島県郡山在住のパステル画家で
実は、茨城県日立市出身なんです。
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