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10.202015
“お父さんの餃子”というゆるぎないセルフブランディング
上京すると楽しみにしていることがあ
ります。
友人のお父さんの手作り餃子です!
かれこれ、20年以上も前に初めて
ごちそうになってから、お会いする
たびに、いつも作ってくださいます。
初めて、お父さんの餃子を食した
ときは、あまりのおいしさに、20個
ぐらい並べられていた餃子をぺろ
っと平らげた私の潔いまでの完食
ぶりをお父さんが気にいってくだ
さり、以降、腕をふるってください
ます。
具にも大変なこだわりがあり、常
に改良を重ねつつ、まだ進化の
途中のお父さんの餃子です。
ほかにも握り寿司も作ってくださ
いますが、やはりなんといっても
“お父さん”といえば“餃子”。
餃子がお父さんの代名詞で、
いつも、ずっと作り続けていら
っしゃいます。
人が集うと、お父さんの餃子が
これでもかというぐらい振舞わ
れるわけです。
餃子って作るのにけっこう手間
がかかるし、しかもお父さんの
場合は、大量に作られるので
かなりの労力と時間を要するの
ですが、いつも同じペースで淡
々と作られます。
決してブレないんです。
私だったら、いつも餃子を作る
のは大変だから、そのうちに
カレーとかに鞍替えしていそう
です。
しかし、お父さんは餃子を作る
のがお好きで、情熱を傾けていらっしゃいます。
みんなの「おいしい」っていう
声を聞くために、労力惜しまず
20年以上も・・・。
こんな身近にセルフブランディ
ングを確立されていらっしゃる
方がいらしたのがうれしく、
“お父さんの餃子”みたいな
私なりの何かを見つけたいと
お父さんの餃子をうまうまと
食べながら強く思った東京の
夜です。
編集者・ライター・終活カウンセラー
エンディングノートの書き方セミナー講師
櫻木よしこ
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