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自分だけがよければいいという終活ではなく。

女優の川島なお美さんが亡くなられました。
心よりご冥福をお祈りいたします。

「1年という余命宣告を受けていたこと」
「抗がん剤治療を受けずに、最後まで女優として生きた」
「夫へのサプライズバースデーパーティーについて
亡くなる前日までメールなどをしていた」
ということを報道で知り、迷っている時間も
なかったであろう川島さんなりに、残された時間の中で
本当に一所懸命、“自分らしく生きる”
という選択をされたんだと思いました。
早すぎるのかどうかを決めるのはご本人で
潔ささえ、私は感じました。

ご主人である鎧塚さんも言うに言われぬことが
たくさんあっただろうということは、察するにあまり
ありますが、川島さんの決断を尊重し
最後まで支えた姿には、本当に心打たれました。

どの病気であっても、その本人がどんな治療法を
選択するかに決まりはなく、本人が納得する
治療法であることが第一前提だと私は思います。
そうであって初めて病気と向き合うことができると…。

しかし、そこには同時に家族の思いや考えもあります。

なので、病気に立ち向かうには双方の話し合いと
意見のすり合わせがとても重要だと思うのです。
病気と闘う側とそれをサポートする側。

私の想像の域ではありますが、きっとこの
ご夫婦は何度も何度も厳しい、苦しい話し合いを重ねて
こられたのだろうと思います。

そして、残された時間をどのように生きるかという
川島さんの希望を、鎧塚さんも苦渋の選択だったと
思いますが、全力でサポートするということを
二人で決められたのだろうと…。

今回の一連の報道を通して、このご夫婦は
「終活」を意識せずとも、ご夫婦で見事に
終活をなさったんだなと思います。
重ねてご冥福をお祈りいたします。

終活とは人生の終焉を考えることを通じて、自分をみつめ、
今をよりよく自分らしく生きる活動のこと」

(一般社団法人 終活カウンセラー協会の定義)

編集者・ライター・終活カウンセラー
エンディングノートの書き方セミナー講師  
                             櫻木よしこ

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毎月第3火曜日に終活ワークショップ
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次回は10月20日(火)の開催で、
3回シリーズとしてエンディングノート作成に
取り組みます!

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櫻木よしこのプロフィール



櫻木よしこ

アラフィフのステージアップコンサルタント、
編集者、終活カウンセラー1級

鹿児島市在住。

編集者歴27年、個人起業初心者コンサル歴4年。

・子育てが終わったので自分のために生きたい。
・今さら何かやる自信がない。
・私の人生何だったの?と思いたくない。

そういう悩みを抱えていたり
今からでも輝きたい・活躍したい、
起業&ライフスタイルのステージアップを
目指したいアラフィフ女性をサポートします。


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